01 ブランド誕生秘話 Brand History

〈TOFF&LOADSTONE〉がスタートしたのは、2004年。
ブランドを代表する真鍮金具が施された
バッグのルーツを辿れば、
デザイナー坂井一成の幼少期にまでさかのぼる。

「初めて金具を意識したのは5歳の頃。自分の服についていた
Dカンが、なんか嫌だなあと気になってしかたなかったんです」

以降、幼少期の坂井は、なによりも真っ先に目に入ってしまう金具に興味を持つようになり、その頃から極度とも言える偏愛はスタートしたと振り返る。やがて大人になり、ウィメンズのファッションデザインを手がけるようになるが、気になるのはやはり素材やディテール。願わくばボタンやファスナーも全部自分で作りたい。その点では、周囲のどのデザイナーよりもパーツに執着していたという。 一方で、毎シーズン、目まぐるしく変わるファッションのプロダクトサイクルに違和感を覚えていたこともあり、1995年、思い切って方向転換することに。これまでやってきた経験と自分の得意分野が生かせるものを考えた時に浮かんだのが、バッグだった。なによりも素材や金具をオリジナルで作ったりディテールにこだわったりと、自身が注力したい面とバッグの製作スタイルが性に合っていた。

「オリジナルのパーツづくりを多くやらせてもらったことがありまして。
そこで経験できたことが今のものづくりに反映されているのだと思います」

バッグ作りは独学で、一から学びながら技術を身につけた。2004年には、現在のブランド〈TOFF&LOADSTONE〉を立ち上げた。今では、当時の服作りの経験が大きな財産になっていると考える。通常バッグのデザイナーは、使い勝手や素材、仕立てからデザインを考えることが多いが、坂井の場合、ファッションから考えることで、ディテールの足し算や引き算を全体のバランスで俯瞰して考えることができるようになったという。

「当たり前ですが、バッグは必ず洋服を着て持つものだし、
あくまでもファッションの添え物的な存在。
主張しすぎないものがいいといつも意識しています」

金具に対する愛情からスタートしたブランドは、誕生から15年を迎えた
今もブレることなく進化を続けている。

back

INSTAGRAM

キャッシュレスでお支払いのお客様に5%還元
PAGE TOP

Copyright © T&L Co,LTD . All Rights Reserved.